虫歯のなりやすさというものは、歯や生体の抵抗力(歯の強さ)、虫歯の原因となる細菌の数(虫歯原因菌の数)、食事に含まれる糖、そして誤った食の習慣(食習慣)のうちのいくつかの要素が深く関わっています。
そのため、個々の患者さんによって虫歯のリスクが異なりますので、検査をして自分の口の環境や歯がどの程度虫歯になりやすいかを知ることは意味のあることです。
TREATMENT
痛い虫歯はなぜできるの?
治す方法は?
虫歯菌の数
ミュータンス菌
歯に付着しやすく、糖を摂取して酸を出すので初期虫歯に大きく関わっています。
ラクトバチラス菌
虫歯の進行に重要な役割を果たすと言われています。口の中の清掃状態が悪いと増殖します。
プラーク
歯の汚れは白くべとべとしたプラークがその主体です。この量が多ければ細菌も沢山いることが考えられます。
口の中の環境(歯を守る力)
歯そのものの強さや唾液が充分出ているか?その性質がどうなのか?も大切です。
唾液の抵抗力
唾液には、細菌を洗い流す効果、抗菌効果、溶かしかけた歯を修復する効果、そして酸性になった環境を中和する効果があり、大きな抵抗力となります。
唾液の抵抗力の検査
唾液の量と質。唾液の酸を中性にする力。
お口の中の細菌検査
◆ミュータンス菌
・・・歯に付着しやすく、糖を接種して酸をだすので初期虫歯に大きくかかわっています。
◆ラクトバチラス菌
・・・虫歯の進行に重要な役割を果たすと言われています。口の中の清掃状態が悪いと増殖します。
◆食習慣
・・・糖質の多い食事やおやつ、炭酸飲料などのとりすぎや時間を決めずに頻繁に食べるなどすることで、口の中が酸にさらされる時間や機会が増え、虫歯のリスクは高くなります。
◆唾液の抵抗力
・・・唾液には、細菌を洗い流す効果、抵菌効果、溶かしかけた歯を修復する効果、そして酸性になった環境を中和する効果があり、大きな抵抗力となります。
虫歯の原因となる細菌以外にも、歯や生体の抵抗力、食事に含まれる糖、そして誤った食習慣のいくつかの要素が深く関わっています。
虫歯を予防する為には、これらの要素を知り、それぞれをコントロールしていくことが重要です。
虫歯の治療法は様々な方法を行っていきます。
患者さんのご要望に応じて白い歯(ハイブリッドレジン、オールセラミック)など色々ありますのでご相談ください。
※ハイブリッドレジン治療費 ¥88,000(税込)
※オールセラミック治療費 ¥165,000(税込)
身体中のほとんどの組織は、ケガや病気で損傷を受けたとしても自身の修復機転によって元通りに近い形に治ってゆくものです。
開いた傷口はしばらくするとふさがりますし、折れた骨も固定することで元通りつながります。
しかし歯のエナメル質や象牙質は虫歯や外傷で一度失うと修復機転では元に戻らず、プラスチックやセラミックなどでその形を補い歯の機能を回復しなければなりません。
そもそもきちんと予防ができていれば治療の必要がないのですから、ご自身の管理と我々プロフェッショナルの定期的な観察で虫歯を起こさない、早期に発見することが大切ですね。
治療完了後は、定期的に診査を受けられることをおすすめします。
健康で美しい歯を保ちましょう。